備長炭の使用方法、性質と危険性「爆跳(ばくちょう)」について
※下記に基本的な対処方も書いてあります
品質の悪い物や湿気を吸った備長炭が急激に加熱されて
水分の水蒸気爆発、「爆跳(ばくちょう)」の原因となります
中国産や海外産などは窯上がりからの日程が長いため、
比較的確率は高くなります。「バチッ」とよく爆跳する場合がございます
備長炭の使用目的の大半は燃料用ですが、
バーベキューなどで備長炭を扱いなれていない方には恐ろしい現象です。
備長炭の状況が安定するまでは
お子様など備長炭に近寄らないよう注意を呼びかけてください。
基本的に年数の経った樹木(太くなりすぎ)は爆ぜやすいです。
30年以上の樫はあまり備長炭には向きません。
「湿度が高い場所での保管」や「長期間お使いしなかった場合」
などに爆ぜる事が多く、湿気った備長炭は
燃料用以外の用途での使用をオススメします
その他、パチッパチッと備長炭の製品の中で「皮」が残っている物など、
備長炭を燃やす段階で多少の火花が飛びます。
少し寄り道・・・
よく焼き鳥屋さんや炉端の飲食店でカウンター越しに備長炭を使用して
食材を焼いているお店があると思います。
透明のボードで仕切られてると思いませんか?
あれはお客様に熱気が行かないようにしているだけではありません。
次々に足していく炭が爆跳して行かないようにしてあります
最後に水に濡れた、雨がかかったなどの備長炭は、
非常に危険ですので燃料用としての使用は避けてください。
対処の方法 (上記で恐ろしい話をしましたが、ここからが本題です)
焼き網をのせておくと備長炭が爆跳した場合でも大丈夫。
着火時は出来るだけ自然に任せましょう。
うちわなどで煽るとかえって爆跳しやすくなります。
参考に(備長炭の初心者の方へ)
ホームセンターなどのバーベキュー用木炭を下地に使い、
頃合いを見て、備長炭を足していく。
一番の近道であり、確実な方法です。
鶏などを焼く場合、
ホームセンターの木炭なら表面から焼き上がりますが、
備長炭は内側から加熱するため、
ジューシーな美味しい焼き鳥が楽しめます。
それは肉厚な鶏肉や牛肉、魚ほど味わえる贅沢です。
一度、お楽しみになられてはいかがでしょうか?
おそらく一度、ご使用に頂ければ病みつきになりますよ。
そして、爆跳を本当に防ぎたいッとお思いの方は・・・
備長炭爆跳の防ぎ方は何通りかある為、
ご購入後、お電話かメールでお教えしたいと思います。